北方辺境伯ソフィアのアトリエ

自由気ままなイラストブログ

迎え入れる奇跡(節分)

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時間的に限界なのでもう下書きだけアップ。

今日は節分ですね。

鬼は外、福は内といって豆をまきますね。

でも、この鬼って、もともと誰だったのでしょう。

節分・豆まきの起源について。

この世に、意味や意図のないものはありません。
誰かが、たいていは時の為政者や権力者が、 自分に都合よく制度やルールを作り、体制を整えるため、風習として定着させる。

何も知らない庶民が、その本来の意図や狙いを知らずに、
ありがたがって「呪い」を繰り返し増幅させる役割を担う…。

日本全国がこういう残酷な呪術を行う日です。

この日本の国を治めていたのは今は国津神と呼ばれる土着の先住民族たち。

そこへ、南の海からやってきた人々が、彼らに対し、土地を譲れと脅したのです。
 国津神たちは、泣く泣く政権交代を受け入れたのでした。
相手の血も、自分たちの血も流すことのない決断をしたのです。

ただ、いつの日か この国をもう一度わたしたちに返してくれるようにと頼みました。
南からやって来た一族は承諾しました。

そして、いつになったら返してくれるか?と問えば炒り豆から芽が出た時にと答えたのです。

炒った豆から、芽が出る筈もないのです。

それから、国津神たちは、いつしか「鬼」と呼ばれるようになりました。

それから毎年、年の節目になると「鬼は外、福は内」と叫んでは、
「マダー?まだ返してくれないのー?」と山から下りてきて家の近くまで来た鬼たちに向かって、ほーれ、まだ炒り豆からは芽は出ていないぞ、 お前たちの番はまだだぞ、と
鬼たちに炒り豆をぶつけて追い出すのでした。

節目の節分に行う理由は、新しい節目は流れが変わりやすいからです。

流れが変わらないようにと、この日に鬼を追い出します。

 

 だから、この日は、煎豆ではなく、豆から芽を出した大豆もやしを食べましょう。

「鬼は外」ではなく「鬼は内」、まつろわぬ神々を迎え入れる日にしたいものです。

 

…この着想が今朝だったので、色付けなど到底間に合わず…orz

今日のうちに出さないとなんにもならないし。

来年までの完成を目指してあいきゃんふらいっ。